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【医療業界で働く②】医療機器営業と製薬会社営業(MR)/内資と外資の違い

医療機器営業のメリットでメリット、製薬会社MRとの違いについて説明します。2900時程、3~4分で読めます。

 

簡単に言うと、

  • 製薬会社はつらそう
  • 外資系メーカ―は正社員も契約社員も変わらない
  • 医療機器・製薬会社ともに、引っ越しを伴う異動はつきもの

 

 

 

 

医療機器の営業マンはまだまし!?

 

医療機器の営業は、クライアント(医療従事者)に理不尽な対応をされないほうであると、業界内では言われています。(製薬メーカーとの対比)この説明に関しては、医療業界内における、医療機器メーカーと製薬会社との違いを説明する必要があります。

 

私の担当は、循環器(心臓)関係ですが、こちらは内科的治療(お薬)では病気の進行を抑えられない方々が機械に頼ります。つまり、薬が先、機械が後の関係です。

 

そんな薬物治療ですが、一般的に内科治療に多く使用されます。内科医は外科治療への知識がなかったり、「外科治療には頼らない」と意味不明なプライドがあったり、そもそも外科の先生と仲が悪かったりすると、内科から外科への患者紹介が減ります。つまり「お薬で治らなかったから、手術してこの患者を助けて欲しい」と言うのが無くなります。

 

また患者さんの疾患にもよりますが、10人患者が発生したとして、外科に行くのは3名位?です。(そもそも、患者の体力・年齢・本人親族の希望等様々な要因もあります。)

 

ですが、確実に10人は内科的治療を受けます。そうすると、製薬メーカー各社教授陣を複数回訪れ、あの手この手を使い自社製品をアピールしていきます。するとどうでしょう。毎日毎日、同じ人間が同じ製品を説明をしにくる。正直うざいですね。なので、教授陣は面会の時間をもたなくなります。

 

すると今度は、病院通路での出待ちが始まります。製薬会社の黒いスーツを着たサラリーマン達が、毎朝エレベーターや、教授室の前で何時間も待って、教授が廊下に出てくるのを待っています。

 

教授が廊下に出てきたらそこからは、黒いスーツ達の戦いです。みんな、「我先に!」の気持ちで、「先生!~先生!」と数十人の男たちが教授(自分)に話かけます。けれども、話す内容は皆大体同じです。

 

教授からすると、

「また同じ話かよ。めんどくせぇ」になるわけですね。そんな感じで薬屋さん(業界用語:MR)は、無視されるのは普通、話も聞いてもらえなかったり、無駄に仕事での拘束時間が長かったりします。一方、医療機器はどうでしょうか。機械は日々進化するし、各機械メーカー(心臓関係)に関しては特に、競合がバカスカいる商品は少ないです。

 

薬のように、安価な後発薬品もありません。薬屋も一部外科手術にはあまり関心がありません。(外科は手術がメインであって、薬メインではないため)また、会いに来る業者も比較的少ないです。そのため、心臓血管外科の教授陣はしっかり話は聞くし、比較的紳士な方が多いです。

 

以上により、しっかり人間関係を構築しながら行う仕事は医療機器。泥水啜ってでも金が欲しい、と言う方は薬屋(MRなど)だと私は考えます。(製薬メーカー営業は、時間はかなり勿体ないですが、お金は入ります。)

 

外資系・日本企業との違い(働き方・給与面)

 

外国企業の会社か?日本企業か?と言う差です。職務上外資系メーカーの方と仲良くしてます。わかりやすくメリット・デメリットを記載します。

 

外資系メリット

・給料が良い

・取扱製品が豊富

・基本的に直行直帰スタイル

 

外資系デメリット

・給料が安定していない(インセンティブに左右される)

・正社員でも、実質契約社員(売上悪いとすぐに解雇)

・本部の対応が遅い

(製品への問い合わせをしても、開発拠点が海外なため返答が遅いor無視)

 

代表的な所は、このようなところです。外資系メーカーは、基本給(固定給)もそこそこもらえるし、売り上げが良い人にはしっかりとインセンティブが入ります。

 

25歳中途:基本給500万円+インセンティブ300万円

 

このようなモデルケースは結構ざらにいます。そして、日本企業も大きい所は、そうですが、社用車支給の直行直帰が基本です。一人一台社用車が支給されます。ガス代、近所の駐車場代すべて会社持ちです。(日本企業でもしっかりしたところはそのような会社もあります。)

 

そして、直行直帰で良いので眠い時には仕事しなくても良いし、遊びたければ遊んでいて構いません。日本企業からしたら本当にうらやましい。。。

 

ですが、その代償も大きいです。つまり、「何してても良いから金を稼げ!」と言う事です。稼げないとすぐに解雇されます。

・成績は入社半年以内に出さないと厳しい。

・将来に不安

と言う人を何人も見てきました。

 

そして、会社従業員の平均年齢を下げるため、また費用面を抑えるために40~50歳くらいの営業マンはほとんど見たことがありません。平均年齢は字の如くですが、費用面とは、50歳の1000万円もらう人を1人雇うより、25歳の500万円もらう人を2名雇う方が、会社としても機動力が増してメリットあります。そのため、外資系医療機器メーカー(医薬品メーカー)で活躍する人は、20代~35歳くらいです。

 

35歳を超えると皆、日本企業への転職や知識を生かして代理店にキャリアダウンします。

 

40代外資系医療機器メーカー(医薬品メーカー)営業はほとんど見た事ありません。50歳代の方は、知っているだけでも2名のみです。そこまで業界で残る方は、知識や営業力等他の人よりずば抜けているのでしょう。それぐらい外資系医療機器メーカー(医薬品メーカー)の世界は厳しいです。それは外資系金融・保険等の業界も同じであると聞きます。

 

■日本企業メリット

・比較的安定的に働ける

・Q&Aはすぐに解決できる

 

■日本企業デメリット

・基本給が安い(MRとかは高い場合もある)

インセンティブがない(あるところはある)

・高齢者ばかり働いていて、上が目指せない

・転勤は多い

 

内資系(日本企業)は以上のように思います。やっぱり日本企業は終身雇用を引きずっているため、営業成績悪い人をすぐに解雇する事は、少ないように感じます。その代わり、退職マネジメント(地方への転勤や部署異動)はあります。Q&Aについては、開発拠点が国内にあるため、数日の間に回答がきますので仕事はし易いです。(客先からの質問にすぐに回答できる)

 

デメリットはやっぱり給与面です。インセンティブ等が少なかったりするので、外資系メーカーの人は日本企業の給料聞くとびっくりしますね。しかし、日本企業で大きな企業のMR等は、残業してもしなくても日当2000円~5000円が毎日会社から支給されます。(日当:見込み残業代や食事補助のようなもの)

 

そのため、日本の大手製薬メーカー等は比較的、給料が良いです。ですが、大手になればなるほど営業拠点も増えるため転勤は多いです。大体3年~5年に1回は転勤してると思います。結婚や育児等将来を考えると、ちょっと考えますね。

 

最後に、日本の企業は年寄りが結構多いですね。良い面でもあり残念でもありますが、上を目指すには、上がつかえていて難しく感じたりもします。以上のようなメリット・デメリットがありますので、就活・転職を考えている方は参考にしてください。