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【実際どうなの?】医療系メーカーに就職する人が持たなければいけない3つの覚悟

医療系メーカーは比較的給料が良い半面、人員整理や人事異動、そもそもダーティーな世界です。循環器系医療機器メーカーでそれなりにキャリア積んできましたので、これから目指す方にエールを送りつつも、業界の不安さをココに共有します。

 

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給料

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ACより引用




給料に関しては外資系メーカーは結構高いです。外資系メーカーへの就職は、腰を落ち着けて働くというよりは、上昇志向の高い人がオススメです。
外資系メーカーのその実は、完全実力主義なので成績が悪いと切られます。また基本給のほか、ボーナスは大体が歩合制。目標は達成度によって異なります。
目標達成度していたら四半期に1回150万支給とか、そんな感じです。

その点、国内メーカーは縮小気味。日本は開発コストも高く、人件費も高額なため、縮小していきます。

給料面が安くなってしまう理由は、保険償還価格の減少です。
昨今の医療費の増大は喫緊の課題ですが、それは薬品や医療機器に当てられているわけです。医薬品や医療機器が今と同じ価格で販売されていれば日本の財政は確実に破綻します。ですから、国が間接的に医療材料の価格を下げて来ています。償還価格を下げられたメーカーのものを使うと言うことは、それらを使う病院側はその差額をメーカーに支払うことになるため、それらの製品を使わなくなります。

つまり、保険償還価格を下げるという事は間接的にメーカーへの値下げを迫っているわけです。

値下げ要請を受ければ開発研究費を下げられるか、人件費を削るしかありません。




人員整理

 

これは、すごくこわい問題です。


本年、2019年はすでにアステラス製薬が600人を目途に早期退職を募集。

2018年はエーザイが300人の募集、大正製薬が948名の募集、さらにさかのぼると、大日本住友製薬や、田辺三菱製薬第一三共アステラス製薬エーザイ等、製薬業界では超一流の企業が人員整理を始めています。

 

しかも、多くの企業が40代以上を募集していると言う現実です。

 

40代以上を募集すると言う事は、新卒などの月給料25万~30万そこそこの社員を増やし、人件費のかさむおじさんたちを切っていくっという動きに他なりません。

 

なぜこのような大規模な人員整理が行われるかと言うと、薬価の引き下げや、ジェネリックと言われる後発品の開発が進んできているためです。

 

今までは、特許を盾に数種類の薬で利益を上げていたメーカーも、国の経済危機や後発品の開発に押されこのような人員整理になっています。

 

これは医療機器業界も同じで、採算の取れていない製品とその部署は、部署ごと買収されたり、部署ごとつぶされたりもします。

 

昨今、比較的に安定的で高収入と言われる医療業界でも、かなり前から不況の波を受けており、安心が出来ない世の中になってしまいました。



転勤

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ACより引用



医療業界は金融や不動産と同様で転勤がものすごく多い職種です。3年から7年置きに転勤があります。

つまり、安定して同じところに住めないという事。一生単身であればこの点は問題ないです。しかし、結婚や、出産、夢のマイホームなどを考えると、医療業界の転勤問題は切っても切れない存在です。

一般的に製薬メーカーや、外資系医療メーカーは20代後半で1000万プレーヤーなんかもざらにいます。ですから、マイホームを買う人も結構多いです。「マイホームを買うとローンがあるため簡単には会社を辞められないだろう。」と会社に勘ぐられ、異動させられるケースがほとんど。実際に今勤めてる会社の取締役がそう話してます。

こういった理由で医療業界の離職率は非常に高いのです。

 

ダーティな世界でたたかう覚悟

 

医療業界というのは、自分の頑張り次第製品が使われるってわけではなくて、やれ「日本で一番大きい病院の先生がA社の商品使ってるから。」とか、「~のメーカーは隠れてお金をくれる」とか、結構ダーティーです。



とらえ方一つですが、不健康な人を食い物にするのか?不健康な人を助けるのか?

 

特にわたしの場合、「不健康な人を食い物にする」を考えてしまい、結構つらい思いを沢山してきましたね。



まとめ

 

そもそも論、特に製薬メーカーのMRは増えすぎている事が、業界内の課題でした。それが特許の失効等を契機にどんどんと表面化していき、現在の大規模人員整理に当たります。

 

大手メガバンク、超大手家電メーカー、自動車産業等、様々な業界で行われている波に今後の医療業界はどうなるのでしょうか??

 

将来を考える上で参考になれば幸いです。

 

 

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